元転職コーディネーターが転職希望者と企業側の両面から判断して、「看護師向け求人転職サイトを知りたい。おすすめのサイトを教えてほしい… 転職に失敗しないコツなんかも知りたい」というような疑問に答えます。経営状態も考慮して。
|看護師の求人転職サイトの選び方+おすすめ
アドバイスや注意事項もしっかり読んで検討しましょう。
元コーディネーターの私が、口コミ、特徴やPRなども含め、いろいろ調べて選んだ、おすすめの転職サイトです。一部PRなどはそのまま引用しています。この業界は多種多様です。よ~く、チェックしましょう。
ナース人材バンク
2003年開業以来、年間10万人以上が利用している看護師専門サイト。病院・クリニックだけでなく、訪問看護、介護施設、治験(CRC)まで。正・准看護師のほか、管理職を希望の人も利用できる。地域担当制で、地元に詳しい担当が多い。
人事担当者からの一方的な情報だけではなく、 実際に入職した看護師の生意見を伺い看護師の転職に活かしている。 転職に成功した人には、職場レポートなど協力を仰ぎしっかりとした報酬を確保で 非常に登録率の高いページになっている。 (職場レポートなどの報酬はお祝い金ではありません。貴重な職場体験をレポート提出などの労働に対しての対 価です。)とコメント。 登録数が多い場合は報酬額UPも検討。ここは、10年~のキャリア、医療業界に詳しい専任キャリアコンサルタントによるフルサポート、看護師特化型なので、医療業界に精通者が多く、安心感がある。
ナースジョブここは看護師・准看護師・保健師・助産師のいずれか。丁寧な対応で求職者の一人一人との関係性の構築を大切。 好条件求人を多く有していることから利用満足度が高い。 【特徴】 1.利用したい看護師転職支援サービスNo.1 地域の求人に精通した専任のキャリアアドバイザーがスピーディー且、 丁寧・親切に対応する為、利用満足度が高い。 2.地域最大級の求人数 北海道、大阪、広島、岡山、福岡を始め全国においても取引先が多く、 人気の病院・クリニック・施設など豊富。 3.非公開求人が豊富 キャリアアドバイザーが採用担当者と普段から頻繁にコンタクトを取っている為、 質の高い非公開求人も多数あり人気。
看護師の転職サポート≪登録無料≫マイナビ看護師ご存じ大手の人材マイナビの看護専門サイト。病院だけでなく、クリニック、検診・健診、一般企業など幅広い求人を取り扱っている。口コミを見ると批判的な意見はないが、幅広くいろんな意見があり、しっかりチェック。1.医療系転職支援サービスのプロがサポートするから安心! 勤務条件だけではなく、医療機関の全体像をしっかりと把握。ドクター、薬剤師、医療介護スタッフなど様々な転職サービスを展開しているマイナビだからこそ案内できる情報あり。「こんな求人があったのか!」といった情報も。 2.実際のトコロを良く知っている! 採用の担当者からだけではなく、医療現場に足を運んで生情報を聞いている。雰囲気がよく、働きやすい職場を紹介。とりあえず登録。
看護師の求人なら【看護プロ】ここはまず、看護師に人気No.1のサイト。関東・東海・関西エリアを対象として、看護師から高い評価。 楽天リサーチによる調査では、2部門で1位を獲得! ・友人に紹介したい 看護師専門人材紹介会社 1位 ・看護師が選ぶ人材紹介会社 利用満足度 1位 高い評価の理由は、 ・質の高い丁寧なサポート ・病院・施設の内部情報の緻密な集積。求人広告だけからはわからない事情も踏まえた転職活動が可能。ここも外せなし。 経験などでお祝い金がある場合も。
|最終的にはマッチングの問題
どんなに転職サイトがよくても、転職先がイマイチだったら意味ないですよね。要は、転職が成功する・ しないはマッチングの問題です。最終的な判断はあなた自身がすることです。
まずはサイト登録をしてみて、転職案件の詳細をチェックし、先の担当者に会い、面接で話を聞いてみて・・・といった、プロセスの中であなた自身が判断することです。
|メディアに騙されてはいけない
有名施設が多いですが、必ずしも、有名施設 = ホワイトとは限りません。
私が現役のころ、入れたはいいけど、「仕事がきつくて・・・」と泣きが入ったこともしばしば。いわゆるブラック企業です。看護師系は当たり前と思われがちで要注意です
繰り返しになりますが、『この施設が自分にとって正解なのか』を選ぶのはあなた次第です。しっかりと見極めましょう。
|面接や履歴書を書くときのポイント
■自己PRを書くときは3つのポイントを意識して
【結論・エピソード・締め】の3部構成で
1、冒頭で結論を一言で述べる
まず結論として自分のアピールポイントを述べます。
[自分の長所・強み・看護観・協調性/責任感/コミュニケーション能力・向上心/体力/観察力 行動力/柔軟性/冷静さ]
[いままでに経験した看護] [急性期での看護/慢性期での看護] [回復期での看護/クリニックでの看護 などが述べられるとよいでしょう。
長所や強みがわからないときは、周囲の人に聞いてみるのもおすすめです。
2、簡潔にエピソードを述べる
結論で述べたアピールポイントに関する具体的な「エピソード」を述べる
このとき大切なのは「簡潔さ」です。アピールしたいために、長くなってしまうのはNG。
3、志望先の病院でも意欲的に仕事に取り組む姿勢を伝える
最後には、「自分のアピールポイントを生かして長期的・意欲的に働きたい」という意思と姿勢をしっかり、示すことが大切です。
■志望先の病院の理念・方針・特徴を調べる
看護部のホームページなどを確認し、理念・方針・施設の特徴などを調べましょう。
自己PRは自分の良いところをアピールするものですが、その内容が希望先の病院と矛盾してしまうのはNGです。
「病院が求める人物像」と「自分のアピールポイント」がマッチしていることで「うちで長く働いてくれるかも」とプラスの印象を与えられます。
NG例:急性期病院を志望しているときに
「患者さんとじっくりゆっくり関わることが得意です」
などとアピールしてしまうと、「うちの病院のスピード感にはついてこれないかもしれない…」と思われてしまうので、気をつけましょう。
|転職前に知っておくべき事:再確認
■これは、すべての転職に共通します!
まず、辞めたあとのことを考えましょう。
「これから転職するってのに、なぜ辞めたあとのこと?」って思うかもしれませんが、
これ!大切なことです。 ◆◆施設は個人を守ってくれない
残酷なお知らせですが、施設はあなたを守ってくれません。
理由なしであなたを守ってくれる存在は、家族くらいだと思います。
いくら、いい同僚や上司に恵まれても、彼らも雇われている身であって、経営が厳しくなってくると、なすすべなく、あなたは「施設に裏切られた」という思考になってしまいます。施設が助けてくれるとかは幻想なので、さっさとその価値観は捨てましょう。
現役時代、私が担当した若者に、私が、解雇通知を託された経験も何度かあります。経営側は、通達をするだけで、当事者同士の辛さなど、知る余地もありません。・・・が、これが現実で、情が入りすぎてると、本当につらいものです。現代人の方がサバサバしていて、楽かもしれないですね。
[私の座右の銘というべき好きな名言]
“0から1への距離は、1から100への距離より遠い”
1歩目を踏み出すには、大変な勇気がいる。しかし、一歩を踏み出せたなら、あとは、歩き続ければ、100までは容易い:「ユダヤの商人の言葉」より
では、いい転職ができますように。Good luck! ●おすすめへ