ほとんど保存版
ここは、季節の釣りや覚えて得する予備知識を集めました。
◆マサバとゴマサバ:意外と知らない味の違い
これはわかりやすい。背中の模様と、側線から腹のゴマ模様の有無。味比べすると焼きや煮る場合は、脂がのる冬から春は断然マサバがうまい。春から秋は、年間味がほとんど変わらないゴマの勝ち。マサバは水温が高くなると味が落ちる。
シメサバはさっぱり系と脂っぽい系とで好みが分かれるところかな・・・
◆アミサキス:農林水産省引用
私たち日本人には、お刺身やお寿司など、魚介類を生のまま食べる文化があります。
しかし、魚介類の中には、アニサキス(幼虫)が寄生していることがあり、これが生きたまま体内に入ってしまうと、食中毒の原因になる可能性があります。
美味しい魚料理を安全に楽しむために、アニサキスによる食中毒(アニサキス症)の特徴と予防対策をまとめました。
・食後、数時間~10数時間で、みぞおちの激しい腹痛、吐き気、嘔吐をおこします。
・食後、10数時間~数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状を起こすこともあります。
・本症による死亡例は報告されていません。
◆原因になりやすい食品は?
サバ、サンマ、アジ、イワシ、ヒラメ、サケ、カツオ、イカ等の海産魚介類の刺身、冷凍処理をしていないシメサバなどの加工品です。
予防のポイントは?
鮮魚を丸ごと一尾で購入したらよく冷やして持ち帰り、すぐに内臓を取り除きましょう。
アニサキス幼虫は主に内臓の表面に寄生していますが、鮮度の低下や時間経過とともに筋肉(可食部)内へ移動する場合があります。
このため、購入して持ち帰る際は、鮮度が落ちないよう、氷や保冷剤で冷えた状態を保つことが大切です。また、魚の内臓を生で食べることは避けましょう。
十分に冷凍(-20℃で24時間以上)された生鮮魚介類を購入した場合は、アニサキス幼虫は死んでいます。ただし、一般家庭での冷凍庫は、-20℃に設定されていない場合もありますので、温度設定をよく確認して下さい。
鮮度が落ちた魚介類は、十分に加熱して食べましょう。
加熱調理(中心温度60℃で1分以上)でアニサキス幼虫は死にます。
特にシメサバ(自家製など冷凍処理されていないもの)によるアニサキス症が多く報告されています。
シメサバを作る場合は、できるだけ早く内臓や内臓周りの筋肉を除去することともに冷凍をすることで、アニサキス症に感染するリスクを下げることができます。
迷信にはご注意を!
- 酢や塩、しょうゆ、ワサビなどの調味料では、アニサキス幼虫は死にません!
- 噛めば大丈夫、というわけではありません!アニサキス幼虫はとても小さく、どこに潜んでいるかわかりません。また、表面はなめらかで丈夫、かつ細い糸のような形状のため、噛み切ることは困難です。
オレ。噛めばいいかって思ってた!やば!釣り友で何人も激痛を経験したやつがいる。
◆マルソーダとヒラソーダの見分け方と違い
TOPページにも乗せたけど・・・
比べればよくわかるが、単体だとわかりにくい。が・・・
①外見:マルはマルく、平は体高があり、やや平。(当たり前ってか)
・赤丸の黒い部分が、頭の黒い部分にくっついているのがマル、離れているのがヒラ!
・赤い直線に囲まれた部分の三角が大きいのがマル、小さいのがヒラ!
②切ると、マルは血合いが多く、鮮度が落ちるとヒスタミン中毒になり腹痛を起こす。鮮度がいいと、うまいが血合いは取らないと怖いので、取ると、身が少しになるので、めんどうであまり持って帰らない。腹の皮(はらも)は焼くとうまい。釣るにはメッチャ面白い魚だ。
ヒラはマルほど血合いはなく、新鮮なうちは、バツグンにうまい!秋口の脂がのったヒラは、何よりもうまいといっても大げさではない。オレのかみさんが初めて食べた時、目を丸くして、これ何?!めっちゃ美味しいマグロのトロより美味しいと驚いていた。大げさではない。
③大きさ:成長すると、マルよりヒラの方が大きく、50㎝~になり引きも、断然強い。同じ群れにいる時もあるが、基本別物で、どちらかしか釣れないこともよくある。
オレは、釣っても食べても、大好きな魚だ! ウ~ン、脂の乗ったヒラ!食べた~い。今年こそは・・
・高知県では、マルソ(メジカという)の子供(新子)を好んで食べる。人気がある。
◆ハギング講座
ロッド、リールは、そのままジグロッドでOK。その先に、市販の胴つき仕掛け(おもりが先端に来る仕掛け)を付ける。エサは青イソ、ゴールドがあればなお、良し。
※つけるボロジグのおもり(30g程度)を用意し、先端に付ける。ゆえに、道糸は3号~にしないと、すっ飛んで行っちゃう。ハリスは1.5~せいぜい2号。針は、流線の8号がいい。・・・これは、底の岩や海藻などに引っ掛かった時に、針だけが伸びたり、ロストで済むように最大限の小さ目にする。大物を狙うために、太くて、大きい針やハリスにすると、なかなか回収できない。
※イソメを触れない人は、マル九の「パワーイソメ中」の茶色でも、十分に喰うし、エサもちもいい。
イソメを購入の際は、300円(イシグロ、上州屋など)で一日充分遊べる、余ったら、出てこないようにしっかり封印して、冷蔵庫で2~3日は持つ。
※細かい、アドバイス。イソメは液をはくとヌルヌルして、針付けしにくく、イライラするので、細かい砂か専用の砂を売っているので、あった方がいい。一般的な砂があればそれでいい。
手が汚れるので、水を汲んでおくか、濡れタオルを用意しておくと、手返しがいい。
その他、本格的に情報が欲しい人は、「ハギング」で検索すればでてくる。これは市販の船用しかけ:このタイプがいい。針もすぐに交換できる。当然、底は引きずらない様に。ポンピングでね・・・
手作り仕掛けで十分(オレはこれ)
①4~5号フロロ(リーダーに使っているものでをヒトヒロ(両腕一杯ぐらいの長さ)にカットし、ラインに結ぶ、先端にジグおもりを付けることを頭に入れて、20㎝間隔でチチ輪を3つ作る。チチ輪はきちっと作らなくても、くりくりっと、2重ぐらいにしてただ結んで、輪を作ればOK。
②市販の「ハリス付流線8号/1.5号」を用意し、抜いて、やはりチチ輪を作って、幹糸のチチ輪に装着(簡単) 注意:枝ハリスの長さは、幹糸から、5~6センチと短めがいい。長いとくるくる巻き付いてうざい。カワハギの釣果は変わらない。エサは、2㎝ぐらいで十分
または、もっと簡単に、安いセットになった投げ用仕掛け8号とか9号で、先針を切って、先端におもり20g~30gを付けて出来上がり。最近これが多い。これ去年。
釣り方:置き竿にはしない。!居ればすぐに竿先にビビッて来る。渋い時は、5秒ぐらいで少し、竿をあおってサビキ(引く)を繰り返す、砂地だとズル引きして、砂煙を少し出すと、近くにいるとそれで飛んでくる。置き竿にしてると、合わせが遅れて、餌だけ取られる。んって思ったら、きゅっと合わせると、ビビんと乗ってくる。気持ちいい! 周りのオヤジたち(俺もオヤジだけど)は投げ竿で置き竿が多い。ダメです! これ、ほんとは有料級ぜよ。
肝醤油で食べる、刺身はフグにも勝る絶品!!! では、ガンバ! 参考動画はここ
◆シーラの皮毒
あたしゃこの年で、初めって知った。鮮度が落ちたシーラは皮と粘液が危ない。いろいろ調べた結果、腸炎ビブルス説とヒスタミン説があり、ヒスタミン説が水産庁の見解。鮮度が落ちたと判断した、シーラは生食刺身はしない方が良い。
嘔吐、下痢と下手すると重症になるらしい。まな板や包丁なども除菌した方が良いらしい。ヒスタミンは熱にも結構強いので、フライやバター焼きなども、よく火を通そう。刺身でも新鮮なのは皮をはげば全然OK。うまいんだこれが・・・
◆投げキス:ダウンショット
・普通の投げ竿
・仕掛けはなんと胴付き(ダウンショット)の三本針
PEライン2号に10メートルほど力糸(PE4号他)にサルカン(より戻し)⇒幹糸4号~5号に、30cm間隔で、ハリス1.5号~3号10センチ、根元にビニール管4センチ、に競技用ひねりキス針の5~7号、先端に10号~15号のジェット天秤を装着。ブラブラする金軸は切り取る。
胴付き(ダウンショット)?・・・と、思うでしょうが、キスは泳いでいるので、必ずしも、仕掛けを引きずる必要はなく、意外に先端のオモリから約90センチもある一番上の針に掛かる。一番上の針では、ハリスの部分と陸から斜めに入っていることを考えると、海中では、底から、60センチぐらいにエサがあると思う。
この方法だと、底が砂利や根がかりしやすいところでも、難なくさばける。しかも、ダイレクトにあたりが伝わってくる。・・・おもしろいよ~
エサは赤イソメ(ジャリメ)1.5センチ(活性が低いときは、3cmぐらいまで、付けてみる)
その他、アオイソメ、チロリ、食いがいいときは、カワハギでも触れた、マルキュウのパワーイソメ(これは、小さくサビクと効果有)でもいい。
◆遠投サビキ(ジグサビキ):最近人気でおもしろい
シーバス、ライトジグロッドに、ジグの代わりに、サビキ仕掛けをセットし、末端に、ナスオモリ・ジェット天秤・または、ぼろジグ(フックの有無は自由)を取り付け、キャスト。アミカゴなんかなくても、そこらにいれば、イワシ・サバ・アジなどチビからいい型まで、バッチリOK。ただし、獲物が大きい場合は、ジギンガーらしく、単品狙いで、よろしく。
まあ、よくばる場合は、仕掛けの幹イトを4号~5号にして、ハリスも3号ぐらいにしないと、当然、切られるから注意のこと。フックの数は、欲張りすぎると絡みやバラシ、カットの原因になるので、これまた注意!掛かるときは、全部の針にヒットするからな・・・
タックル:いつものロッドにPEラインに、フック付サルカン(大)を付けて、市販のサビキかジグサビキ仕掛けをセット。先端に上記のオモリ類(通常投げている重さで)。安物で十分。
注意:サビキの上下を間違うなよ。一見、同じようだが、ハリス先が上を向くようにセットしろよ。下向きだと、水中で踊らないぜ!
リーリングは、ベイト類が群れている状況を想像し、トップからボトムまで幅広く、引き方は、ストレートでもテンション付きでも、いろいろ試すといい。・・・が、あまり派手なアクションは、仕掛けが絡むだけだから、オバカはしないこと。
◆市街地とサーフの天候差
おそらく、釣用天気予報などで、あれこれチェックして、出かける人も多いだろうけど、それに、風の強弱と波の高さが出てるよね。 注意!市街地と浜では、まず風の具合が違うんだ。
例:天気予報では、「西風や南風3m」と記載されていても、実際に浜に出ると、全然吹いてなかったり、逆に風が弱いように記載されていても、浜は結構向い風で、釣りにならなかったりする。オレも何度も経験ある。
ラインが波打ち際でかまれやすいことや、重めのジグ(ルアーなど)を持参するとか、長靴や服装にも、気を配ることで、いやな思いをせずに済む。 富士海岸の常設カメラでチェック!白波が見えるようだと要注意。気分よく、キャストしたいよね。
◆釣れる風(場所にもよるが・・・)東風(背中からの追い風)で天気がいいときは、釣り易いが、魚は寄りにくい。南西の風(向かい風のアゲンスト)がガンガン吹いた後が、釣期。 温度が上がり、ベイトが浅場によりやすくなる。
◆青物が活発になる水温:これは、A級情報!青物の活性が上がる水温って知ってるかな?
実は、18度以上といわれているんだ。ここいらに関わらず、自分のフィールドの水温チェックは結構大事なんだ。
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◆ヤリイカ釣り:タックルは下記参照・・・保存版
ここで紹介する釣り方は、ルアー釣りなので、覚えておくと、仕事帰りにちょいと行ける
2月~3月、産卵のため浅場にやってくる。ショアから、ジャンボ級(胴長40㎝~全長50㎝:1杯3~4000円はする)の大物がゲットできる!!
夜の1時間に20パイの記録を持ってる。
◆タックルは:PE1.5号、リーダー(テーパー、テーラー+鳥のササミ)
・ロッド:ウキ釣りなら、3-5号の450か530cm前後の遠投用磯竿、安いので十分。
・ライン:ナイロン4号~5号、PE1~2号ぐらい
・リーダー(力糸):ナイロンやフロロの5号~7号をサオ2本分、テーパーでもいい
PEの場合は、テーパーラインと組み合わせて使うといい。オレはこれ。
・ハリス:2.5~3号50cm~1m
・感度のいい、できれば自立型遊動電気ウキを使う。オレは市販では重い自立ウキがないので、図のようなウキを自作している。
・発泡スチロール棒(釣り具やに売ってる)+お尻に棒錘8~10号を埋め込んで、エポキシで固め+電気トップを埋めて、これもエポキシで固める。長さは、深さのあるバケツや風呂で錘やトップを仮付けして、トップとボディーの3分の1ぐらいが出るように、調整する。
◆鳥のササミを10㎝ぐらいの長さに切り、塩漬けして、乾燥させる。20本ぐらい作っておくと1シーズン持つ。余ったら、冷凍庫で来年まで保管OK。
・それをスッテやテーラー、餌巻きエギに針金で巻いて、底~水深5mぐらいまでの棚を探る。底まで深くすると、ジンドウイカがガリガリいたずらするので、あまり深くしないこと。ジンドウがいると、ササミをかじった後があり、ぼろぼろした感じになる。
・釣り方は、浮きが沈むのをひたすら待つ。・・・か、超ゆっくり動かして誘う
特に、潮止まりや波がないときは、動かさないと、さすがにヒットしない。・・・ジギンガーの性で、動かしたくなるんだな~でも、波に乗せながら、超ゆっくりね・・・
◆もちろんアオリ用のタックルで、エギでも釣れる。エギで狙う時は、決めたレンジを、エビが泳いでいるイメージでゆっくり引く
◆もうひとつ、エサ釣りがいやな人は、ダウンショット仕掛けで、胴付=一番下にオモリを付け、50cmぐらい上に、枝針を出す要領で、エギやスッテをセットして、遊動ウキで中層を探りながら、泳がせるのも一案だ。・・・2、3つ付けても面白い。
ただし、一番下がオモリで安定するが、エギやスッテも安定してしますので、軽く、あおって、エギやスッテを動かすことを忘れずに。
※投げるときは、エギやスッテ、ウキの重さを考えて、一番下のオモリから飛んで行くようにオモリの号数を考えないと、もつれの原因になるので、注意!
※ヤリイカは、足が短いのでアオリのときのように、シャクリまくって、あまり派手に動かすと、ゲットしてくれないので、注意。うまく、エギやスッテに乗るようにやさしく誘ってやる。
※1ぱい、掛かったら、それは浜に置き去りにして、すぐに、投げて、次を狙う。群れが小さいと、1匹目で感激してもたもたしていると、すぐに時合いは終わるぞ~。まあ、イカがいれば、タックルは神経質にならなくても、ヒットする。
絶対条件は、スッテやテーラー、餌巻きエギが多少でも動いていること。
潮か、波か、自分で動かすか・・・の方法でね。 そうそう、イカ釣り(エギ含む)のリーサルウエポンを教えよう。フィッシュリーグエギマックス(試験継続中:効果は上々。)
◆イカは鳥のささみをなぜ抱くか?タコはなぜ豚肉を抱くのか?
生き物は生命維持のため、「アミノ酸」を必要としている。イカやタコも捕食の際、それを、匂いでかぎ分け、自分の食べ物かどうかを判断しているらしい。・・・「世界甲殻類研究所」より
鳥のささみも豚肉も、この「アミノ酸」を多く含んでいるため、匂いを嗅いで判断し、触れてみて、違和感なければ、離すことなく食いつくらしい。ゆえに、「アミノ酸」を多く含む、食べ物は餌になるという、理屈。エギ用のスプレーやガルプなどは、そういうところを意識した、商品ということだね。 これを、参考に頑張ってチョ!
◆「TIDE GRAPH B1」アプリ
「TIDE・GRAPH B1」:アプリはこれ一択! PC版だと「海ナビ」も使えるかな?
潮だけしか見てなくない?大潮とか小潮とか、あと、干潮と満潮時間・・・このぐらいは、わかるよね? 魚類は、潮が動かないと、釣れないのは基本。じゃ~なぜ? わかるかな?
答え:潮が動くと、小魚のエサのプランクトンが動く、それを食べるのに、小魚が動く、小魚を狙ってより大きい魚も動く、ということだ!わかった?
まあ、ここまでは、初歩の初歩だね。
月との関係は?やはり、大潮が一般的に釣りには一番いい潮だ。場所によっては、川みたいに流れて、釣りにならないところもあるが・・・
大潮でも、満月と新月がある。エッ、知らなかった?・・・あるんだ。
では、夜釣りでは、どちらが有利か?
答え:新月です。何で? 満月は、オレ達釣り人にとっては、明るくて、見やすいし、怖くもない。
しかし、本当は、釣り人にとっては不利なんだ。それは、満月の月明かりで、魚の警戒心は、完全には解かれず、浅場は明るく照らされ、浅場への寄りが悪くなるんだ。
明かりに、小魚が寄り、それを狙って、大きいのも寄って来るのは事実だが、昼間と同じようなもので、分散気味で釣り辛いわけだ。ということで、イカなどは特に、◆大潮の上げ3分か下げ7分のときで、新月の真っ暗な夜に釣ると、イカも我らのエサに集中してくれるということだ。・・・ためになったろ?そうでもね~か。トホ
本当に釣果を挙げたければ、潮と月も計算に入れて釣行すれば、確立はかなり高くなる、ということだな。・・・講習料が欲しいくらいだぜ!まったく。能書きたれてないで、クソして寝るは(失礼!笑い)
では、頑張って !!